(手術当日)金曜日
午前中に手術です。
手術そのものは麻酔で寝ている間に終わってしまうので、
痛みもなく覚えていません。
手術後「ジーン、ジーン」という痛みがちょっとありましたが、
痛み止めを飲むと治まりました。
手術後、一人で帰りましたが、問題ありませんでした。
帰宅後は、手術したという精神的ダメージもあり、
横になって静かにしてました。
どうしても痛い時用の「強い痛み止め」をもらっていましたが、
飲む必要はありませんでした。
当日夜も「痛い」思いはしませんでした。
手術後、紙オムツを穿いていて、翌日の診察までそのままです。
( 2日目)土曜日
朝一で診察です。
病院までの移動も特に苦痛はありません。
紙パンツを脱いで、脱脂綿を貼り付けてくれます。
思った以上に滲出液(リンパ液と血液)が出ます。
油断していると下着に染み出るほどです。
動き回るのに不都合はないですが、
あまり無理はしない方が良いと思います。
「痛い!」という感じはありません。
この日のテーマは初めての排便です。
便を軟らかくする薬が処方されているので、
私は楽でしたが、
人によっては痛かったり、すぐにできずに苦しんだり
ということがあるそうです。
( 3日目)日曜日
肛門が突っ張る感じがしますが、
痛み止めを飲めば痛いほどではありません。
薄茶と黄色っぽいリンパ液に
血が混ざってほんのりピンク色になった
滲出液が結構出ます。
排便するとちょっと沁みますが、
お風呂に入ると楽になります。
( 4日目)月曜日
朝一で診察。
診察後、頑張れば仕事に行けると思います。
お勧めは火曜日からですけど。
滲出液はまだ結構出ます。
ガーゼは日に8回ほど換えました。
肛門の突っ張り感はありますが、
痛いというほどではありません。
( 5日目)火曜日
排便後にトイレットペーパーに血がつきます。
肛門部分が腫れて違和感がありますが、
痛くはありません。
椅子に長時間座っているのはちょっと抵抗があります。
痛いという訳ではありませんが、
仕事に時には軟らかい座布団を引くとか
工夫が必要かもしれません。
( 6日目)水曜日
肛門は縫った糸が固まっていてゴツゴツした感じです。
排便の後はちょっと沁みます。
滲出液はまだ多いです。
ガーゼは6回くらい換えました。
( 7日目)木曜日
糸が溶けてくるせいか、
だんだんと肛門が軟らかくなってくる感じがします。
少し血の混ざったピンク色の滲出液が増えました。
お風呂に入ると肛門周辺の張りが楽になる感じがします。
( 8日目)金曜日
1週間でだいぶ楽になってきます。
手術の糸が溶けてきて、大きな出血もなく過ごせれば
ひと段落という感じです。
この頃から痛痒い感じになってきます。
滲出液も少しずつですが量が減ってきます。
( 9日目)土曜日
糸が溶ける前後で
少し沁みたり、ヒリヒリしたりしました。
排便の後にドロッとした血がついたのもこの頃です。
(10日目)日曜日
だいぶ肛門が軟らかくなってきます。
傷が治ってきているということが実感できます。
滲出液はまだ出ますが、
だんだんと色が薄くなり、量も減ってきました。
(13日目)水曜日
「痛痒い」という感じから「痒い」になったと思ったら、
痒くてしょうがないという感じになりました。
このあと2〜3日痒さと闘っていました。
軟膏を塗ると楽になります。
(15日目)金曜日
手術から丸2週間でだいぶ普通の感じになってきます。
肛門もずいぶん軟らかくなってきました。
触った感じも、傷は残っていますが、
肛門自体は普通の感じです。
2週目からは仕事に支障はまったくありませんでした。
滲出液はまだ出ます。
ガーゼの取り換え頻度が徐々に減ってきているという
感じです。
(22日目)金曜日
手術から3週間経つとだいぶ回復します。
痛み止めを飲まなくても痛くありません。
排便後のトイレットペーパーにも血がつかなくなりました。
滲出液もずいぶん少なくなってきました。
ガーゼも日に3回取り換えれば大丈夫です。
治ってきているという感じがします。
(30日目)土曜日
手術から4週間、約1ヶ月が経過すると
手術後の回復という意味ではひと段落という感じです。
滲出液は25日前後で止まりました。
肛門の傷は残っていますが、痛みや痒みはありません。
日常生活では全く気になりませんので、
あとは傷が治っていくのを待つだけという感じです。
(45日目)日曜日
肛門周囲に残っていた「傷」もほとんど治りました。