他の病院を知らないので比較はできませんが、
私の理解では、
岩垂純一診療所では、
単に「日帰り」という形式をとっているのではなく、
日帰り手術を患者にとって負担の少ない快適なものにするために
いろいろと工夫がなされているように感じます。
たぶん一番大きいのは「結紮切除半閉鎖術」という手法の採用です。
「半閉鎖」とあるように
傷口を縫合して傷口を小さくして、むき出しにしない処置
が行われています。
岩垂純一診療所のHPでは、
「術後の痛みを少なくするよう手術の際に注意して行います。
つまり肛門部を丁寧に大事に扱い、手術の傷もきれいにする
ようにし、傷を小さくしたり、むき出しにしない方法や縫合
する方法を行います。」
と説明されています。
通常の手法に比べて手間が掛かるのだと思いますが、
件数を減らして一人一人に丁寧に処置していく方針
とのことでした。
おかげさまで、痛みに襲われなくて済みます。
また、痛み止めの外用薬や内服薬の処方で、
痛みに対して繊細な対処を行ってくれますし、
痛みがあった場合の対処方法についても経験を踏まえて
具体的なアドバイスをして頂けます。
ブログで痔の日帰り手術の体験談を読むと
「手術は痛くなかったが、術後は悶絶するほど痛かった。」
というようなケースもあるようです。
そんなに痛いのに、自宅で我慢して時間をやり過ごして、
痛い思いをしながら病院へ通って行くというのは
ものすごい大変じゃないかと思います。
岩垂純一診療所で日帰り手術をした経験では、
結局、痛みに苦しむことは一回もありませんでした。
もちろん、ちょっと痛いという時はありましたが、
「苦しむ」というレベルになったことは一度もありません。
日帰り手術であることや
手術後の数日の間に病院へ通う必要があることで
負担を感じることはないと思います。
本当の意味で「日帰り手術」と言えるんじゃないかと思います。