痔って響きが恥ずかしい。
脱肛ってなに?
字ずらからして恥ずかしい。
どんな格好させられるんだろう。
会社や友人に「痔の手術で休みます。」なんてとても言えない。
いろんな恥ずかしさで行動を起こせないでいる人が
多のではないかと思います。
私もそうでした。
私自身は、岩垂純一診療所しか体験していませんので、
他のところは知りません。
岩垂純一診療所は、
理想の肛門診療体制を目指したというだけあって、
患者が恥ずかしいと思うであろうことに対する
配慮が行き届いた良いサービスでした。
医療の現場は「治療」という大義名分がある分、
ともすれば「恥ずかしさ」というようなことには
無頓着になりがちです。
平均的な肛門科では
ここまでの配慮はないのかもしれません。
実際に肛門科(岩垂純一診療所)に
初めて掛かってみて思ったことは、
1)待合室が気まずいでは?
専門医だったからよけいかもしれませんが、
病院に来てみてしまえば、
患者さんはみんな同じ境遇の人達なので
その意味での恥ずかしさはありませんでした。
2)どんな格好で診察されるんだろう?
岩垂純一診療所では横向きの診察で、
バスタオルを掛けてくれるなどの配慮もあり、
まったく恥ずかしさは感じませんでした。
ただブログなどで見る限り、
これは病院によって違うようです。
オムツを変える姿勢で長時間待たされたりと
いろいろあるようです。
3)会社や友人に知られるのは恥ずかしい。
私が体験した「日帰り手術」ですと、
休みを長く取る必要はありませんでしたので、
内緒で手術することも可能だと思いました。
病院によってまちまちだとは思いますが、
「恥ずかしさ」についての心配は、
思い切って行ってみると「実はなんのことはない。」
ってことも多いと思います。
岩垂純一診療所で感じた配慮は、
1)病院名に肛門科とか入っていない。
2)診察券もシンプルで肛門科とか記載されていない。
人に見られても大丈夫。
3)落ち着いた雰囲気の個室で診察してくれる。
4)横向きの姿勢での診察。
5)バスタオルで隠してくれる。
6)手術の時もお尻の部分だけ開く紙パンツが用意されている。
お勧めです。